地域便り

地域防災指導員養成研修を実施  「札幌市地域防災指導員」として認定! [札幌市]

札幌市消防局(岡本征仁局長)では令和4年7月23日(土)と24日(日)、消防団員に対して地域防災指導員の養成研修を実施しました。

平成25年に施行した「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」では、消防団が防災活動教育において指導的な役割を担うことが明文化され、札幌市においても、北海道胆振東部地震を受け、市民の防災意識は高まってきており、令和3年度に実施した市民意識調査では、札幌市が取り組んでほしい取組みとして防災対策が上位になっておりました。

こうした状況を踏まえ、札幌市消防団では、地域コミュニティに対してより多くの機会で防災指導を実施していくため、防災に関する専門的な知識・技術を備えた消防団員を養成することとし、令和2年度から令和4年度までの3年で、各本部・分団から3名(合計246名)を対象に養成研修を行い、最終年度にあたる今年度は、約100名を養成し、養成した消防団員を「札幌市地域防災指導員」として認定しました。

研修は、バケツリレー、救助器具を活用した救出訓練、応急担架等での搬送訓練、ロープ結索の4ブースに分かれて実施し、参加した消防団員は各講師から防災資機材の取扱いの指導要領、指導する際の注意点などについて、受講しました。

今後、札幌市では、養成した「札幌市地域防災指導員」を町内会や学校が行う防災訓練に積極的に派遣し、より多くの機会で防災指導を実施していくことで、災害に備えた強いまちづくりの推進の一翼を担っていきたいと考えております。

 

 

 

 

 

 

札幌市地域防災指導員に貸与されるエンブレム

 

 

 

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