札幌市清田消防団(荒関 伸団長)では、10月26日(土)、清田消防署(札幌市清田区平岡1条1丁目2番2号)において北広島市消防本部職員と北広島市消防団員の総勢14名が視察に訪れる中、大規模災害を想定した指揮・無線運用訓練を実施しました。
この訓練は、札幌市清田区で震度7の地震が発生後、甚大な被害が及んでいることを想定し、団指揮本部と各分団の円滑な無線の運用体制を確立及び各分団における指揮班の運用強化を目的として実施したものです。
消防団員は各参集場所に集合し、団指揮本部は無線とホワイトボード、清田区全域マップ図などを準備し、各分団は屋外に可搬式アンテナを設置することから始まりました。無線交信可能な体制を確立後、団指揮本部から各分団指揮班へ火災や救助、救急事案の出動を指令、指令を受けた各分団は参集した活動班へ出動を指示し、災害現場から分団指揮班へ、そして団指揮本部へ本番さながらの無線交信により、情報の集約を行いました。