地域だより

消防団員現地教育訓練(胆振西部地区)を実施 (公財)北海道消防協会胆振地方支部 【伊達市】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(公財)北海道消防協会胆振地方支部(前田嗣夫支部長:胆振東部消防組合鵡川消防団長)では令和5年11月2日(木)、伊達市消防・防災センターにおいて、胆振西部地区の6消防団(登別、室蘭、伊達、洞爺湖、壮瞥、豊浦)から団員57名が参加し、消防団員現地教育訓練(胆振西部地区)を実施しました。

前半の北海道版避難所運営ゲーム(Doはぐ)では、「Doはぐマスター」の資格を持つ伊達消防署予防課防災指導係の職員の進行により、避難所の運営を疑似体験しながら、次々に発生するイベントやリクエストに協議・協力して対応し、避難者の快適性を高めるなど、避難所の円滑な運営について実践的な訓練を行いました。参加した団員からは、それぞれの地域での災害活動を想定しながら活発な議論が行われ、女性団員からは高齢者や乳幼児、妊婦さんへのきめ細やかな配慮や、トイレの衛生環境についての意見が出されるなど、充実した内容になりました。

後半の避難所設営・撤収訓練では、伊達市危機管理課の足立課長から、最近の避難所の有り方や設営・撤収の際の留意点などについて講義を受けた後、段ボールベッドやパーティションの組み立てと設置、体感、収納までの流れを体験し、「Doはぐ」と併せた一連の訓練を通して、自助・共助・公助の連携の重要性と地域の減災活動について、多くの体験と学びを得ることができました。

また、消防団活性化対策事業として、災害現場用の「簡易トイレ・テントセット」を購入し、胆振西部3消防本部の各署所に配布しました。

 

 

 

 

関連記事

カテゴリー